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2026年08月08日
断水時の在宅避難で最初に守る水とトイレの備え
断水時の在宅避難で最初に守る水とトイレの備え
2026年7月末の熊本地震では、31日午後2時時点で熊本県内10市町の約7万9100戸が断水したと報じられました。八代市は約2万5000戸、宇城市は約1万7000戸、熊本市は約8700戸です。猛暑の中で水が止まると、在宅避難は一気に厳しくなります。私たち在宅ケアに関わる立場でも、断水時は「飲む水」と同じくらい「トイレ」と「清潔」を早く整える必要があると感じます。
目次
- 熊本地震の断水が示した在宅避難の弱点
- 水道復旧までに家庭で起きる困りごと
- 断水後に在宅生活を戻す確認
1. 熊本地震の断水が示した在宅避難の弱点
熊本の報道では、災害拠点につながる水道の耐震化の遅れも課題として取り上げられました。水道管が壊れると、家庭だけでなく病院、避難所、介護が必要な方の暮らしにも影響します。
意外と見落とされるのが、断水は停電より復旧の見通しを感じにくいことです。静岡県小山町では、地震による断水が6月28日午後5時に復旧したと案内され、同日8時30分時点の情報も出されていました。自治体の時刻付き情報を確認することが、行動の基準になります。
2. 水道復旧までに家庭で起きる困りごと
断水でまず困るのは飲み水ですが、次に負担が大きいのはトイレです。水を流せない状態で無理に使うと、詰まりや逆流につながることがあります。携帯トイレ、消臭袋、手指を清潔にする用品は、別々ではなく同じ場所に置くと使いやすいですね。
在宅で介護を受けている方は、汗を拭く、服薬時に水を飲む、口の中を清潔にする、といった小さな行為が続きます。猛暑と断水が重なると、体調変化に気づきにくくなるのも怖い点です。水の量だけでなく、誰がいつ確認するかを家族で決めておくと安心です。
3. 断水後に在宅生活を戻す確認
水が出始めても、すぐ普段通りとは限りません。最初は濁りやにおいがないかを見て、自治体の復旧情報も確認してください。給湯器、洗濯機、浄水器などは、使い始める前に取扱説明書の注意を読むと故障を避けやすくなります。
断水への備えは、大がかりな防災用品だけではありません。飲み水、トイレ、清潔用品、連絡先を一か所にまとめるだけでも、発災直後の迷いが減ります。私たちも日々の在宅ケアの中で、暮らしの小さな不安に気づけるよう意識していきます。